相変わらず
時間は断りなく進んで行く。

耳元でささやかないで
いかにも弱点を知っているかの如く。

臨界面であたしは泳ぐ。
漂う髪が首に絡む。

どうせ触れるのなら
そうやってそっと撫でて行かないで
ギリギリまで追いつめて
そうして犯してしまえば良いのに。

あたしは既に
圧倒的で殺人的な貴方の力に
貫かれているのだから。




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萌

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