きっと
夜のこの県道沿いに
オフショルダーから覗く肩は
白く浮き上がって見えるのだろう。

キャスケットの奥から見える景色は
只、灰色のアスファルト。
色落ちデニムから覗く、ル・コックの足先。

肩に絡み付く視線。
指先と口元からのサインを正確に掴み取る人が好き。

”誰か。焚き付けて。呉れる。人を。待ってる。”

自力で消化できないあたしの
せめてもの抵抗と、感謝を込めて。


「あげるわ。」





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萌

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