月が遠くで泣いている。
2001年8月26日泣きそうになるくらい寂しくて
貴方の事を思い出しています。
其の仕草。其の考え。
全てあたしの一部になってしまっている。
想いが薄くなったからといって
まだ其の一部は確かに存在しているのでしょう。
だから、こんなに痛むのでしょう。
変な意地をはらずに話せばよかった。
今ごろになって後悔するような
そういうあたしは全然進歩してません。
最近、貴方の其の感性に似た人とよく話します。
彼と話すのが好きなのは、
やはり面影を重ねているのでしょうか。
そうする事は、彼に失礼でしょうか。
貴方が居なくてもあたしは生きています。
もう、其の言葉に躍らされる事は
この先ないのかもしれません。
今では、貴方は貴方の、
あたしはあたしの道を進んでいます。
貴方のような毒を持った人に
この先何回出会うのでしょうか。
貴方のような人にあたしはまた
性懲りもなく惹かれるのでしょうか。
そもそもこの毒は
貴方しか持ちあわせていないのかもしれないが。
あたしは既に中毒なのでしょうね。
・・・こうして文章に残しているあたり、
まだ恋しいのかもしれないのだけど。
もう言葉を重ねる事は、
挑発などのお遊びは終わりなのです。
愚痴。
2001年8月25日なんていうのかな。
何も変化のない日常。
それもあたしが作り上げているんだけどさ。
友達のバイト先に
文化祭用のダンボール取にいったの。
なんか・・・・空しくなった。
それだけ。
日々に飽きて、なんか全部めんどい。
Bluer than Blue.
2001年8月23日独りじゃ解らない。本当の意味なんて。
ココロに釘を打って、痛みを飾るよ。
あたしもいつか忘れちゃうのかな?
スカートひらひら。青い風に舞う。
あたし身勝手。
”疑いはいつか 愛の為に眠るの?”
お願いよ。見せてよ。
終わらない詩なんてあるの?
終わらない唄を歌ってよ。
あとは囲ってあたしを捕まえてて。
水色のスリップ。肩から落ちてパサリ。
貴方に贈るの。
さぁ。召し上がれ?
長い髪も、睫毛も
雨だれの世界も透明な傘も青。
音も、影も、空も。
触れている肌が全てなのかしら。
キレイな嘘。
きっと誰も気付かない。
キレイな心。
きっと誰も愛せない。
キレイな夢。
きっと誰も壊せない。
お願いよ。見せてよ。
終わらない詩なんてあるの?
終わらない愛を歌ってよ。
あたしを捕まえてて
青より蒼い本当の心に。
Redder Than Red.
2001年8月22日靴を鳴らして
あぁ。退屈なんて嫌。
あたし身勝手。
赤いドレスじゃないと我慢できないわ。
”愛の実届けましょう。”
其処で待ってて。駆けてくわ。
大急ぎで。だから、待ってってば!
紅いスカートひらひら。
あぁ。感情的な赤。
ココロを見てると、雨だれの世界。
赤い透明ビニルの傘の中では
落ちてくのは、ほら。丸いお水。
頬が熱いのね。あったかいわ。
貴方の中にも、ね。
感じる?情熱的な赤。
血の赤?
いやよ。そんなの、痛いわ。
赤い。赤い。ブーゲンの花と百日紅。
貴方と植えるの。育てるわ。
約束は。あぁ。感動的な赤!
目線で射殺されてしまうわ。
凄い凶器ね。
力が強いの。貴方の言葉は。
そう。圧倒的な・・・赤?
”キスで動くのよ。”
世界は全て。
浮かんで、花開いて。
微笑んで、濡れて。
抱きしめて、泣いて。
貴方との世界は赤。
赤より紅く、もっともっと抱いてて。
発覚。
2001年8月20日あたしは自分の事だけに一生懸命で
また周りが見えてなかったんだね。
あんなに皆を巻き込んだのに
あんなに反省したのに
生かせていなかったなんて。
意味のある物なんて一つもない
只、其処に有るだけだったんだ。
こんなに柔らかな真綿で包まれていたの。
行き詰まっていたのはあたしの方だったの。
あぁ。なんて可愛くない女だったのだろう。
おばあちゃんは優しくて
教室は明るくて
あなた達は笑ってて
あたしを抱きしめてれくているのは
なんて多いのだろう。ありがとう。
愛すわすきまの世界で。
2001年8月19日潰れた頬によった皺がイトオシイ。
枕に潰された。あたしのココロ。
息ができないよ。
クチビルをそっとかすっていくような。
そんな驚き。
だって、予想もしてなかった。
”逃げた鳥は 鳴かない きづかない。”
被害感が掲げた世界。
あたしの居場所。
ギリギリで泳ぐ臨界。
貴方の言葉は絶対。
きっと誰も気付かない。
だってあたし云わない。
ピンク色の雲に乗って どこまでも。
連れってってよ。此処から。
あなたとあたしなど塵のようなモノ。
2001年8月18日夢の終わり。
残酷な過去。
憂鬱な今。
未来なんて要らない。
青空の下で遊ぶの、疲れたわ。
こんな箱の中じゃ
この皮膚一枚捲ればきっと黴だらけ。
生きているのかしら?
あなたの居ない事を感じるのかしら?
あたしはあなたに何を預けたのかしら?
きっとまた流されていく。
生きているのかしら?
だってほら、
もうあたしの身体は侵蝕されているのに。
指先は腐りかけている。
きっとほら、
もう遅いんだ。
一週間もすれば崩れ落ちる。
炎天下の中で轢かれた猫。
少しほっとけば
蒸発して潰れてしまうわ。
赤かった其れは何色になるのかしらね。
だってほら、貴方じゃなくても。
2001年8月17日何時の間にか
中学の時の友達がママになってた。
友達っつーか・・・知り合い?微妙。
気持ち悪い。
何処に出口を作ったら
この汚いモノは出て行ってくれる?
体の中でぐるぐる巻いてる。
頭の天辺から爪の先まで。
冷房も23度で寒いのに
どうして相変わらず
あたしの頭は熱を持つのだろう。
確かに
貴方じゃない匂いがしたよ。
触れ方もキスをする場所も違った。
優しかったし、余計な事もしなかった。
でも
中に入ると全部一緒。
相変わらず最初は痛かったし
やっぱりあたしは何も考えられなくなった。
きっと鳴き方も変わってないと思う。
もういらない。
だってほら、貴方じゃなくても
あたしは堕ちる事ができたのよ。
耳に感覚を集中できないのは孤独が嫌いだから。
2001年8月16日「めんどくさい。」
そうやってあたし 消して行く
貴方の影も なくなって行く。
最近読書ばっかり
一回も手を付けた事ない参考書。
ヤバイと思いつつ流される受験生。
来年あたし 何してるんだろう。
時間において行かれる。
同級生において行かれる。
社会からおいていかれる。
貴方においていかれる。
この箱から出たくない。
ずっと15だと思っていたのに16になって
ずっと17だと思っていたのに18になってた。
もう誰にもかまって欲しくない。
すっと此処に居たいのに。
胸が潰されそう。
心臓が潰れてしまうわ
このままじゃ。
走り逃げるは
下りエスカレェタァ。
なんか、短歌集なんてみたから
七五調を使ってみたくなった。
同い年で凄く言葉を上手く使う人。
尊兄。「ハッピーアイスクリーム」っていう本。
でもちょっと安心した。
だって思っている事が似てるから。
こういう感じ方はあたし一人じゃない。
その場から動く事もできないような
弱虫はあたしだけかもしれないのだけれど。
首筋を薄く撫でて行かないで。
2001年8月15日相変わらず
時間は断りなく進んで行く。
耳元でささやかないで
いかにも弱点を知っているかの如く。
臨界面であたしは泳ぐ。
漂う髪が首に絡む。
どうせ触れるのなら
そうやってそっと撫でて行かないで
ギリギリまで追いつめて
そうして犯してしまえば良いのに。
あたしは既に
圧倒的で殺人的な貴方の力に
貫かれているのだから。
あたしは常にギリギリで生きる。
2001年8月14日「虚言症」
大丈夫。
疑わないで。
解っているでしょう?
真理など見えるような物ではない。
其の気持ちが真実。
今の其の感覚が全て。
優しいのに。少し恐い。
貴方の事をどう思えば良いのでしょう。
思いが偽りなく伝えられる言葉が欲しい。
触れるだけで伝わるような
そんな事が出来ればいいのに。
貴方との関係は
脆く細い蜘蛛の糸のような物。
例え捕まってしまったとしても
人間であるあたしには効かないわ。
せめてあたしが猫なら
貴方の膝で寝る事ができたのに。
NO RAIN NO RAIMBOW,
2001年8月13日”雨が降るから、虹もでる。”
否定語を肯定的な意味に訳するのが
面白いなと思った。
「LOVE & FREE」からの言葉。
自分の好きなように
自分らしく生きるのは
すごくステキな事だと思った。
”「プロセス」を楽しむ。”
そうね。
例えば生きていく事の
その終点というか結果が
死ぬその瞬間にあるとしたら
これまでも、これからも今のこの瞬間も
その「プロセス」に当てはまるのだろう。
あたしは今を楽しめているのかな?
とても長生きして、
そうでなくても
大人に成る事が出来たと仮定したら
案外、今こうやって
思い悩んでいる事も
ステキな思い出にできるのかもしれない。
もっと素直に五感を広げて
世界を見たらいい。
そしたらきっと
あたしはもっと
この感覚が
車の中から見た虹のように
すぐに消えてしまわないように。
紋白蝶。
2001年8月12日揺れて揺れて。ひらひら。
薄紫の百日紅の間を泳ぐ。
さみしいよ。
どこ?どこ?
でてきてよ。
いぢわるしないで。
あなたはどこなの?
あたしのことを
どうおもってたの?
だいすきだよ。
すき。すき。
だきしめて。
なきそうになるよ。
どうおもってたの?
ずっといままで
そうおもってたの?
いたいよ。
もう。
ここにはいられない。
はねがやぶれても
そのピンからにげるよ。
そうして
あたしはあたしにかえる。
風にとばされるまで気まぐれな蝶。
私の 居る 場所に 永遠も 意味も 無い。
2001年8月11日ACOの声があたしを誘う。
薬なんて無くても
すぐにトランス出来る。
貴方なんていなくていい。
あたしは大丈夫。
大丈夫。大丈夫。大丈夫。
一人でも。
泣かない。
もう、何も動かすものはない。
もう、手は届かない。
貴方でさえ。
諦らめてよ。
柔らかな雲の上で
赤い。赤い。赤い。
逃げるわ。貴方から。全てから。
くぐもった声は
きっと、あたしの可笑しな耳のせい。
戻らないのだもの。
”壊れた胸で何を感じる事が出来たの?”
変なの。
一人のほうが落ち着くなんて。
汗ばむ背中 日差しに揺れ。
2001年8月10日誉め言葉は嫌いです。
何を見ていたのですか?
何を以ってそんな事が言えるのですか?
あなたの感覚がおかしいのよ。
そうでなかったら、あたし。かな?
社交辞令?
そういう関係でもないか。
あぁ。そうか。
裏があったのか。
理解できたわ。
残念ね。
でも、あたしは貴方の期待に答えられない。
甘やかさないで。
己惚れてしまうから。
黒。
2001年8月9日混沌にも慣れて
あたしは好んでこの洞窟の中に居る。
この世界から存在する為に切り取る大きさ。
人型の影に隠れて
憎悪が渦巻く。
斑の中に巻き込まれていくのは
最小限の原子・分子・粒子
薄い境界を行き来する。
其れはあたしの物であり、
また所有されるものではない。
皮膚というこの臨界面が区切る
其の内側こそが全てであり、
また其れも真理ではない。
あんたが全てのモノを持っているなら。
2001年8月7日「壊れかけているのなら
いっそのこと壊せばいい。」
その自信はどこから?
大嫌い。
意味わかんない。
ムカツク。イライラする。
お願いだから、
目の前から消えて。
あたしはあたしの平安の為に
あなたの存在を消去する。
あたしのものなんてない。
空気が押しつぶす。
混乱。
居場所は?
其処にいればいい?
従えばいい?
あたしは、
何処にいればいい?
誰を思えばいい?
消えろ。
2001年8月6日きらいきらいきらいきらいきらいきらいきらい
きらいきらいきらいきらきらきらきあいありいきら
触るな。怒鳴るな。
見るな。喋るな。
死んじまえ。
お前の存在もろとも
この世から亡くなればいい。